SNS投稿のテーマを1つ思いついた。
でも、そこから1投稿分しか出てこない。
そんなことがあります。
たとえば、「投稿ネタが出ない人向けに発信したい」と思っても、最初の1本を書いたら終わってしまう。
同じ話を何度もしている気がする。
毎回、新しいテーマを探さないといけない気がする。
商品やサービスの話をすると、告知ばかりになりそうで止まる。
でも、投稿ネタは必ずしも増やすものではありません。
1つのテーマを、いくつかの切り口に分けるだけで、複数の投稿案になります。
この記事では、1つのテーマからSNS投稿案を10個に分ける方法を整理します。
先に結論
1つのテーマは、次の10個の切り口に分けられます。
- 悩み
- 原因
- 手順
- 失敗例
- 事例
- 比較
- チェックリスト
- 裏側
- よくある質問
- 次の行動
全部を投稿する必要はありません。
まずは、この中から使いやすい3つだけ選べば大丈夫です。
大事なのは、「新しいテーマを10個探す」のではなく、「1つのテーマを10方向から見る」ことです。
例にするテーマ
この記事では、例として次のテーマを使います。
SNS投稿ネタが出ない
これは、BaseDockや neta-bako の発信でも中心になるテーマです。
ただし、考え方は他の仕事にも置き換えられます。
たとえば、
- ホームページ制作
- 講座づくり
- 予約ページ改善
- ハンドメイド商品の紹介
- 店舗のメニュー案内
- 相談サービスの説明
どのテーマでも、「悩み」「原因」「手順」のように角度を変えると、投稿案を作りやすくなります。
10個の切り口
ここから、1つずつ見ていきます。
1. 悩み
最初は、読者がどんなことで止まっているかを言葉にします。
テーマが「SNS投稿ネタが出ない」なら、悩みの切り口はこうです。
SNSを開いたのに、何を書けばいいか分からなくなる。
悩みの投稿は、読者が「これ、自分のことだ」と気づきやすい入口になります。
2. 原因
次に、その悩みが起きる理由を整理します。
投稿ネタ探しと投稿文作りを、同時にやろうとしている。
原因の投稿は、読者が自分を責めすぎないためにも役立ちます。
「やる気がないから」ではなく、「作業がまとまりすぎているから」と見えると、次の行動に移りやすくなります。
3. 手順
手順の切り口では、読者がまねできる形にします。
よく聞かれる質問を1つ選ぶ。
短い答えを書く。
今日できる小さな行動を添える。
手順の投稿は、保存されやすく、あとで記事やチェックリストにも展開しやすいです。
4. 失敗例
失敗例は、読者を責めるためではなく、つまずきやすいポイントを先に見せるために使います。
いきなり完成した投稿文を書こうとして、手が止まる。
この切り口では、「だからダメ」ではなく、「まず材料だけ出せばいい」と次の行動につなげます。
5. 事例
事例では、具体的な仕事や場面に置き換えます。
Web制作の相談で聞かれた質問を、投稿ネタに変える。
たとえば、「最初から立派なホームページは必要ですか」という質問を、投稿の入口にする形です。
事例があると、読者は自分の仕事に置き換えやすくなります。
6. 比較
比較の切り口では、似ているものを並べて違いを見せます。
商品名から始める投稿と、使う場面から始める投稿の違い。
比較は、売り込みっぽさを避けたいときにも使いやすいです。
たとえば、
- 商品名から始める: 「neta-bakoはSNS投稿ネタを作るツールです」
- 使う場面から始める: 「投稿ネタを作ろうとして、毎回白紙で止まることがあります」
後者の方が、読者の状況から入れます。
7. チェックリスト
チェックリストは、読者が自分で確認できる形です。
投稿前に見る3つの材料:
よく聞かれる質問
作業前後の変化
商品やサービスを使う場面
複雑な説明を短くまとめたいときに向いています。
8. 裏側
裏側の切り口では、自分や事業側の考え方、作業の過程を見せます。
BaseDockが投稿ネタを作るとき、先にテーマを増やすのではなく、切り口を分けている。
裏側は、専門性や姿勢を伝えやすい投稿になります。
ただし、自慢ではなく、読者が使える形に戻すのが大切です。
9. よくある質問
よくある質問は、そのまま投稿の入口になります。
自分の仕事が地味でも、発信していいですか。
質問形式にすると、読者の迷いに近い形で始められます。
答えるときは、強く断定しすぎず、場面を分けると読みやすくなります。
10. 次の行動
最後は、読者がすぐにできる小さな行動です。
最近お客さんに説明したことを1つだけメモする。
投稿の最後に次の行動があると、読者は「読んで終わり」になりにくくなります。
実際に10案へ分けてみる
ここまでの切り口を、1つの表にまとめます。
テーマは「SNS投稿ネタが出ない」です。
| 切り口 | 投稿案 | 冒頭例 |
|---|---|---|
| 悩み | SNSを開いたまま止まるときに起きていること | SNSを開いたのに、何を書けばいいか分からない日があります。 |
| 原因 | ネタ作りと文章作りを同時にやると重い | 投稿が重くなる理由の1つは、考えることを一度に抱えすぎることです。 |
| 手順 | よく聞かれる質問から投稿を作る3ステップ | 投稿ネタに迷ったら、まず最近聞かれた質問を1つ選びます。 |
| 失敗例 | いきなり完成文を書こうとして止まる | 最初からきれいな投稿文を書こうとすると、手が止まりやすくなります。 |
| 事例 | Web制作の相談メモを投稿に変える例 | 「最初から立派なホームページは必要ですか」と聞かれたら、それは投稿ネタになります。 |
| 比較 | 商品名から始める投稿と、使う場面から始める投稿 | 売り込みっぽくなるときは、商品名ではなく使う場面から始める方法があります。 |
| チェックリスト | 投稿前に見る3つの材料 | 投稿ネタが出ないときは、質問、変化、使う場面を見ます。 |
| 裏側 | BaseDockが投稿ネタをどう分解しているか | BaseDockでは、投稿ネタを増やす前に、1テーマの切り口を分けています。 |
| よくある質問 | 自分の仕事が地味でも発信していいのか | 「自分の仕事は地味だから発信しにくい」と感じることがあります。 |
| 次の行動 | 最近説明したことを1つメモする | まずは今日、最近お客さんに説明したことを1つだけメモしてみてください。 |
この10案を全部使う必要はありません。
まずは、書きやすいものを3つだけ選びます。
たとえば、
- 悩み
- 手順
- 次の行動
この3つだけでも、読者に役立つ投稿の流れを作れます。
全部投稿しなくていい
10個に分けると聞くと、「10本投稿しないといけない」と感じるかもしれません。
でも、目的は投稿数を増やすことではありません。
自分のテーマを、どの角度から話せるかを見ることです。
10個の切り口を出したあとに、
- 読者に一番役立ちそうなもの
- 自分が説明しやすいもの
- 商品やサービスの理解につながるもの
を選べば十分です。
使わなかった案も、後日のメモとして残しておけます。
自分の仕事テーマに置き換える
同じ型を、自分の仕事にも使えます。
たとえば、テーマが「予約ページを整える」なら、こう分けられます。
| 切り口 | 投稿案 |
|---|---|
| 悩み | 予約前に何を選べばいいか分からず、離脱してしまう |
| 原因 | メニュー、時間、料金、対象者が一目で分からない |
| 手順 | 予約ページに最低限入れたい3つの情報 |
| 失敗例 | 予約フォームだけ置いて、判断材料が足りない |
| 事例 | よく聞かれる質問をページ内に入れたら、説明が楽になった |
| 比較 | 予約フォームだけのページと、説明つきページの違い |
| チェックリスト | 予約ページ公開前に見る項目 |
| 裏側 | 予約ページを作るときに先に整理していること |
| よくある質問 | 料金は最初から載せた方がいいですか |
| 次の行動 | まず予約前によく聞かれる質問を3つ書く |
テーマが違っても、切り口は使い回せます。
neta-bakoで軽くする場合
この分解は、手作業でもできます。
ただ、毎回10個の切り口を考えるのは少し重いことがあります。
その場合は、道具に任せる部分を決めると楽になります。
たとえば、
- 自分の仕事テーマやサービス説明を書く
neta-bakoで投稿案の切り口を出す- 使えそうな案を3つだけ選ぶ
- 最後は自分の言葉に整える
neta-bako は、投稿を完全に自動で仕上げるためのものではありません。
白紙の状態から、投稿の入口を作るための道具です。
出てきた案をそのまま投稿するより、自分の経験やお客さんとのやりとりを少し足すと、発信が自分の仕事に近づきます。
まとめ
SNS投稿ネタに迷ったとき、毎回新しいテーマを探さなくても大丈夫です。
1つのテーマは、次の10個の切り口に分けられます。
- 悩み
- 原因
- 手順
- 失敗例
- 事例
- 比較
- チェックリスト
- 裏側
- よくある質問
- 次の行動
全部を投稿する必要はありません。
まずは、自分の仕事テーマを1つ選び、10個の切り口のうち3つだけ埋めてみてください。
この分解を毎回手でやるのが重い場合は、neta-bako にテーマや仕事メモを入れて、投稿案の切り口をまとめて作れます。
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SNS投稿を一日でまとめて作る段取り
投稿を毎日その場で考えると、発信の負担が大きくなります。1つのテーマを複数の切り口に分けたら、まとめて下書きする日を作ると続けやすくなります。
- 今月伝えたいテーマを3つ選ぶ
- 各テーマを「悩み」「手順」「注意点」「事例」「よくある質問」に分ける
- 見出しだけを先に作る
- 本文は短く下書きする
- 翌日に見直して、投稿順を決める
発信ネタを毎回ゼロから考えるのが重い場合は、仕事メモや問い合わせ内容をためておき、そこから投稿案へ分けると作りやすくなります。
