SNS発信を続けたい。
でも、気づくと何日も投稿できていない。
そんなとき、「自分は継続が苦手なんだ」と思ってしまうことがあります。
もちろん、忙しい時期もあります。
気分が乗らない日もあります。
本業の仕事が優先になる日もあります。
ただ、発信が続かない理由を、すぐにやる気や性格の問題にしなくても大丈夫です。
小さな事業の発信は、見た目より考えることが多い作業です。
何を書くか。
誰に向けるか。
どう始めるか。
売り込みっぽく見えないか。
投稿したあと、反応をどう見ればいいか。
これを毎回まとめて考えようとすると、入口が重くなります。
この記事では、発信が続かないときに、やる気を増やすより先に見直したい「入口」の作り方を整理します。
先に結論
発信が続かないときは、やる気を増やすより、入口を小さくします。
たとえば、投稿作業を次の4つに分けます。
- ネタを見つける
- 切り口を決める
- 投稿文にする
- 投稿後に見直す
この4つを一度にやろうとすると、重くなります。
逆に、「今日はネタを1つ見つけるだけ」「今日は切り口だけ決める」と分けると、発信は少し軽くなります。
発信が重くなる理由
発信が止まりやすいのは、投稿ボタンを押すまでに考えることが多いからです。
たとえばSNSを開いて、いきなり投稿文を書こうとすると、頭の中ではこんな作業が同時に動きます。
- 何を書くか
- その話は誰に向けるか
- どこまで説明するか
- 自分の仕事にどうつなげるか
- 宣伝っぽくなりすぎないか
- 反応がなかったらどうするか
これを全部一度に考えるのは、普通に重いです。
だから、投稿できない日があるのは不思議ではありません。
「自分に継続力がない」と見る前に、まずは作業がまとまりすぎていないかを見ます。
入口を4つに分ける
発信を軽くするには、投稿までの入口を分けます。
1. ネタを見つける
最初は、投稿文を書かなくて大丈夫です。
まずは、ネタになりそうな材料を1つだけ見つけます。
たとえば、
- 最近よく聞かれたこと
- お客さんに説明したこと
- 作業前後で変わったこと
- 商品やサービスを使う場面
- 自分が最近迷って、判断したこと
この段階では、きれいな文章にしなくても構いません。
「最初から立派なホームページは必要ですか、と聞かれた」
このくらいのメモで十分です。
2. 切り口を決める
次に、そのネタをどの角度で話すかを決めます。
同じネタでも、切り口はいくつかあります。
たとえば「最初から立派なホームページは必要ですか」という質問なら、
- 初期は1ページでもよい場合がある
- ページ数より、誰向けに何をしているかが大事
- 問い合わせ前の不安を減らす情報が必要
- いきなり作り込む前に、必要な情報を整理する
このように分けられます。
切り口を決めると、投稿文を書き始める前の迷いが減ります。
3. 投稿文にする
ネタと切り口が決まってから、投稿文にします。
この段階で初めて、文章の流れを考えます。
たとえば、
最初から立派なホームページを作った方がいいですか、と聞かれることがあります。
最初は、1ページで「誰向けに何をしているか」が伝わる状態でも十分なことがあります。
大事なのはページ数より、問い合わせ前の不安が減ることです。
ネタ探しから投稿文作成までを一気にやるより、書きやすくなります。
4. 投稿後に見直す
投稿したあとも、すぐに反応だけで判断しなくて大丈夫です。
小さな事業の発信では、いいねや表示回数だけでは見えない価値があります。
たとえば、
- 次に同じ質問をされたときに使える
- サービス説明の材料になる
- 自分の考え方が整理される
- 後からブログやメールに展開できる
反応を見ることは大切ですが、反応だけで「失敗」と決めなくてもよいです。
今日は「ネタだけ」で終わっていい
発信を続けるには、1回の作業で投稿まで完成させようとしないことも大切です。
今日はネタだけ。
明日は切り口だけ。
余裕がある日に投稿文にする。
このくらい分けても、前に進んでいます。
発信が止まるときは、「投稿できたか、できなかったか」の二択で見てしまいがちです。
でも実際には、投稿前にも進捗があります。
- ネタを1つメモした
- 切り口を2つ出した
- 冒頭だけ書いた
- 過去のメモを見直した
これも、発信を続けるための作業です。
10分でできる入口づくり
投稿する気力があまりない日でも、10分だけ入口を作るなら、次の手順がおすすめです。
- 最近お客さんに説明したことを1つ思い出す
- その説明を、短いメモにする
- 誰に向ける話かを書く
- 読んだ人が次にできる小さな行動を書く
たとえば、個人でWeb制作をしている人なら、こうです。
最近説明したこと:
最初から立派なホームページを作る必要があるか聞かれた。
誰向け:
これから小さく事業を始める人。
伝えたいこと:
最初は1ページでも、誰向けに何をしているかが伝わることが大事。
次の小さな行動:
まず、よく聞かれる質問を3つ書き出す。
ここまでできれば、その日は十分です。
次の日に、このメモを投稿文へ整えればよいからです。
続けるための小さな置き場を作る
発信を軽くするには、ネタを置いておく場所も大事です。
頭の中だけで管理していると、投稿するたびに思い出すところから始まります。
置き場は、立派なものでなくて構いません。
- メモアプリ
- スプレッドシート
- Notion
- 手帳
- 投稿台帳
大事なのは、投稿文を完成させる場所ではなく、ネタの入口を残す場所にすることです。
置き場に書く項目は、最初はこれだけで十分です。
日付:
ネタ:
誰向け:
切り口:
次の小さな行動:
この形でいくつか溜まると、SNSを開いてから白紙で考える時間が減ります。
道具に任せる部分を決める
発信は、すべてを自分の頭だけで抱えなくても大丈夫です。
ただし、ツールに全部任せるというより、任せる部分を決める方が使いやすくなります。
たとえば、
- ネタの材料は自分の仕事から出す
- 切り口を分けるところは道具に手伝ってもらう
- 最後の言葉は自分で整える
この分担にすると、発信が自分の仕事から離れにくくなります。
neta-bako も、投稿を完全に代わりに作るためのものではありません。
仕事メモやサービス説明を入れて、投稿の切り口を作るための道具です。
毎回、ネタをどう分ければいいかで止まる場合は、その部分だけ道具に任せると発信の入口が軽くなります。
まとめ
発信が続かないとき、すぐにやる気や性格の問題にしなくても大丈夫です。
まずは、投稿までの入口が重くなっていないかを見ます。
発信は、次の4つに分けられます。
- ネタを見つける
- 切り口を決める
- 投稿文にする
- 投稿後に見直す
この全部を一度にやろうとすると、止まりやすくなります。
まずは今日、投稿文まで作らなくて大丈夫です。
最近お客さんに説明したことを1つだけメモしてみてください。
ネタを切り口に分けるところが重い場合は、neta-bako にメモを入れて、投稿案の入口をまとめて作れます。
